日本伝統鍼灸臨床セミナーが八丁堀でが八丁堀で開催される
今回で三回目となります「伝統鍼灸臨床セミナー」です。
ビギナー鍼灸師や鍼灸学校の学生対象です。
当日私もお手伝いしています。
今回は
「婦人科における診察・診断・治療」
※診断とは東洋医学的な診方という意味で使用しています。
婦人科だからといって女性鍼灸師向けということはありません。
性別問わず、たくさんの皆さんのご参加をお待ちしております!
テーマ「産婦人科における診察・診断・治療 その1」
−不妊症 つわり 逆子 安産の鍼灸−
第1、2回伝統鍼灸臨床セミナーは、鍼灸臨床で最も多い症状である腰下肢と頚肩背部の異常を取り上げました。
運動器系疾患が続きましたので、今回も鍼灸の好対象である産婦人科系を取り上げます。
具体的には、妊娠前の不妊症、妊娠中のつわり(悪阻)や逆子等の診察・診断・治療に関して、また、妊娠中の健康管理の仕方、安産の鍼灸に関する講義と実技公開を行います。
このセミナーは初学者向けの講座です。
伝統的鍼灸治療の実際に興味のある学生、卒後数年の鍼灸師、初心に帰って学ぼうと思われているベテラン鍼灸師の先生方、前回に引き続き受講をお待ちしています。
もちろん新規の受講は大歓迎です。
尚、本セミナーに対する2回のアンケート調査を踏まえて、さらに充実したセミナーを企画しました。
開催日は、3月4日(日)
なお、お申込みは当学会webサイトのお申込みフォームからお願い致します。
1)【講義】伝統鍼灸の統一理論を目指して
「妊娠前後の診察、診断上の留意点と治療方針」 形井秀一(日本伝統鍼灸学会会長)
「妊娠前後における四診法」 和辻 直(日本伝統鍼灸学会理事・学術部副部長)
2)【伝統鍼灸の実技公開】
「妊娠前(不妊症等)の診察、診断、治療の実際」戸ヶ崎正男(日本伝統鍼灸学会副会長・学術部部長)
「妊娠中の健康管理の仕方と安産の鍼灸」
・「妊娠中の健康管理と安産の漢方と食養」 平地明美(日本伝統鍼灸学会理事・学術部)
・「妊娠中の健康管理と安産の鍼灸」 手塚幸忠(日本伝統鍼灸学会学術部)
「妊娠中(つわりから逆子まで) の診察、診断、治療の実際」 形井秀一・前田尚子(あゆみ鍼灸院・歩海(あゆみ)助産院院長)
(敬称略)
<注>以上の内容は予告なく変更する場合があります。予めご了承ください。
形井秀一先生は、逆子の鍼灸治療などでも発表の多い先生のひとりです。
戸ヶ崎正男先生は、漢方・産婦人科の石野信安先生のお弟子さんのひとりで産婦人科での臨床豊富な先生のひとりです。